こんにちは「エンディングノートを1人に1冊書いて欲しいなあ」って思っている、終活ライフアドバイザー久木野ナビゲートの久木野洋子です。
終活の第一歩として、エンディングノートから書いてみませんか?
エンディングノートは何歳から書くの?と質問があります。
「成人式を迎えた20歳からエンディングノートを書きましょう」とお伝えしています。
ノートはもしものことがあったときの対応や意思などを伝える役割があります。まだ20代であれば、死を身近なものと感じていない人もいるかもしれません。しかし年齢に関係なく、もしもの時は突然訪れます。
では20歳からのエンディングノートには、どのようなことを書いて見るとよいのでしょうか?
パソコン や SNSのパスワードなどをまとめる
高齢の方が取り組むものだというイメージがありますが、20代のエンディングノートの書き方としては、まずは携帯電話、パソコン、SNSのID・パスワードの情報をまとめておくと良いでしょう。
もしもの時、退会してほしいのか、残しておいてほしいのか、といった意思表示も一緒に記入しておくのも大切です。
財産の管理も大切なポイント
次に財産の管理、どこの通帳に何のお金が入っているのか、有価証券での取引の有無、カード番号や暗証番号などをしっかり記しておく必要があります。預金通帳の銀行名、保険会社名、保険の受取人の記入はとても重要な事です。
また財産だけではなく、借金やローンなどの負債についても明記しておくようにしましょう。家族が手続きをスムーズにできるためにも、大切な情報はノートに書き留めておきましょう。
もしもの時に知らせてほしい友人・知人もノートへ
現在仲良くしている友人や昔からの友人、お世話になっている知人などに関しては、家族は詳しく把握してないこともあるでしょう。もしもの時に知らせてほしい友人や知人の情報をノートに書いておくと、家族がスムーズに連絡できるようになります。お気に入りの写真を家族に伝えたり、ノートに貼っておくこともおすすめします。
大切な人への感謝のメッセージ
普段は伝えることのできない感謝のメッセージを書いておくと、残された家族の心が慰められるかもしれません。
全部の項目を埋めようとせず、書ける項目から徐々に埋めていくことをおすすめします。そして書いた内容を定期的に見直すようにしましょう。
気持ちが変われば、いつでも何度でも書き直しが出来ますし、エンディングノートの書き方に決まりはないため、自分のペースで進めていきましょう。
終活の相談、エンデイングノート書き方講座、生前整理セミナーも開催しています。気になる方、ご質問のある方は、お気軽にお問い合わせください。