こんにちは「エンディングノートを1人に1冊書いて欲しいなあ」って思っている、終活ライフアドバイザー久木野ナビゲートの久木野洋子です。
70代の終活、始めた方がいいとは思うけど…何から手を付けたらいいのかわからない?と思っていませんか?終活をすることで、自分自身の将来の目標や課題が見えてきます。
まず終活の第一歩としてエンデイングノートから書いてみましょう。
エンディングノートは、万が一の時に大切な家族が困らないように、自分の死後や認知症・突然の事故などで自分の意志が伝えられなくなった時、どうして欲しいのかを事前に記入しておくことができます。
終活をする理由と内容
なぜ今、多くの人が終活を行おうとしているのでしょうか。その理由に2つ考えられます。「自分自身の意思を伝えるため」と「残された家族が困らないように」です。
1.自分自身の意思を伝える
・もし重病を患ったときあなたは病名や余命の告知はどうして欲しいですか?延命治療は?
・もし認知証になったら、だれに介護して欲しいですか?施設に入所したいですか? など
エンデイングノートにはこのように大切なことを書く項目があります。
本人の意思が記してれあれば、もしもの時、家族はあなたの希望を優先してくれるでしょう。
今の気持ちをエンデイングノートに記しておきましょう。
2. 残された家族が困らないように
・万が一の時保険に加入していますか? 受取人に加入していることを伝えていますか?
・相続は大丈夫ですか? 不動産、資産はきちんと把握していますか?遺言書は?
・万が一の時、葬儀はどこで行って欲しいですか? お墓はありますか?
エンデイングノートに記入してあると、残された家族はスムーズに手続きを行うことができます。
事前に、あなたの気持ちを整理して、エンデイングノートに必要な事を記入することをおすすめします。
生前整理を始める
身の回りの物を片付ける「生前整理」は 体力、気力、判断力必要です。70代からは少しずつでも必要・不要の区別をして不要なモノを取り除いて行きましょう。
「もったいない」とモノをため込むと本人の生活が窮屈になったり、銀行の通帳、保険証券、不動産関係書類などの重要な書類の場所が分からず、慌てることにもなりかねません。
万が一の時、残された家族に負担をかけないためにも、 不要なモノを取り除き、重要なものからエンデイングノートに記入して行きましょう。
まとめ
70代や80代の人たちにとって、終活はより身近になってきます。年齢を重ねれば重ねるほど、さまざまな活動に取り組むことが大変になります。食事や運動などの体調管理に気をつけて、家族、友人、知人、専門家などの力を借りながら終活を進めていくことをおすすめします。
最後にエンデイングノート注意点をお伝えします。
1.法的効力はありません。2.書いた内容を定期的に見直しましょう。3. 書いたことを家族と共有し保管場所を伝えておくと良いでしょう。
エンデイングノートは一度にすべてを記入しょうと思わなくても大丈夫です。気になる所から書き始めましょう。もし気になる所が見つからない時は、上記の項目から記入してみましょう。
終活の相談、エンデイングノート書き方講座、生前整理セミナーなども開催しています。気になる方、ご質問のある方は、お気軽にお問い合わせください。