こんにちは「エンディングノートを1人に1冊書いて欲しいなあ」って思っている、終活ライフアドバイザー久木野ナビゲートの久木野洋子です。
終活を始める目的は、「自分に万が一の事があった時、家族の負担を減らしたい、家族が困らないようにしたい」ということがあります。
では50代ではどの順番から始めるとよいのでしょうか?
不要品の処分(断捨離・整理)
整理をするのに必要な力が3つあります。それは、元気・やる気・判断力です。
整理をするためにモノを移動したり、出し入れする作業は思った以上に体力とやる気が必要です。
不要品の処分や整理をする為には判断力、体力が必要になります。
「そのうちやるつもり」と言っている間に年齢を重ねていきます。
体力のある50代位から始めるのがおすすめです。
また判断力が高いうちに整理をすることはとても重要です。
自分にとって必要なものは何か本人でないと判断できませんから。「本当は残しておきたかったけど処分してしまった」と後から後悔しないためにも早め、早めの準備が必要です。
不要品を処分して行くことでセカンドライフの準備ができて、生活スペースにもゆとりが出て来るので、少しずつでも進めて行きましょう。
財産・資産、保険の管理
今、どこの保険会社に加入しているのか、どのくらい資産があるか、老後の資金などの確認をする事はとても重要です。
使っていない銀行の口座やクレジットカードなどがあれば早めの解約をおすすめします。
不動産、住宅ローンなど自分の資産と負債も明確にしておくことも必要です。
生命保険も保険会社、受取人を明確にして、家族に伝えましょう。
すべての内容を確認し、把握していくことで、残された家族の負担が減り、トラブルを回避することができます。
エンディングノートを記入する
自分に万が一の事があった時のことだけではなく、病気になった時や介護が必要になった時にどうして欲しいか?など意思表示をエンディングノートに記入しておく事ができます。
もし重い病気になった時に、病名や余命の告知から意識がなくなった時の延命治療の希望など、本人の希望が分からないと、一番身近にいる大事な家族が、非常に難しい判断を強いられ、大きな心配や負担をかけることになります。
大切な家族に負担をかけない為にもエンディングノートに少しずつ記入して行きましょう。
終活の相談、エンデイングノート書き方講座、生前整理セミナーなども開催しています。気になる方、ご質問のある方は、お気軽にお問い合わせください。