こんにちは「エンディングノートを1人に1冊書いて欲しいなあ」って思っている、終活ライフアドバイザー久木野ナビゲートの久木野洋子です。
人生100年時代とありますが、50代は人生の折り返しの時期です。おひとり様のあなたは、急に病気になった時、どうして欲しいですか?エンディングノートにはあなたの想いを記入する事ができます。終活をまだ始めていないのなら、終活の第一歩、エンデイングノートから書き始めてみませんか?
おひとり様のあなたは が今すぐ書くべきエンディングノートの4項目はこちらです。
1.万が一の時に連絡できる人がいますか?
2.入院や介護になったらどうしますか?
3.老後はどのような生活しますか?
4.資産をどのようにしますか?
以上のエンディングノートに書く4項目をお知らせします。
万が一の時に連絡できる人は?
独身の人の場合は「自分が万が一の時に頼れる人がいる?」「いない?」この事がとても重要です。
頼れる親族や知人などがいない方は、急に万が一の時が訪れた時にどうすれば良いのでしょうか?
葬儀からお墓に入るまでの手続きを代行する「死後事務委任契約」を生前に専門家に相談し、契約しておくことも必要です。(弁護士、司法書士、民間の企業、NPO法人がサービスを提供しています)
「死後事務」とは、亡くなった後の必要な事務的な手続きをすることです。内容は葬儀からお墓に入るまでのさまざまな手続きや、役所・関係機関への届出、部屋の退去、遺品整理、各種サービスの解約などを、故人や親族に代わって行うことです。
また「生前事務委任業務」は、入院の時や介護施設の入所の時に必要となる身元保証が得られ「任意後見契約」は財産管理なども依頼できます。生前契約することも考えておいた方が良いでしょう。
このように、独身者の終活では、万が一の場合だけでなく、生きている間でもさまざまなサポート体制があることを知り、ご自分の希望をエンディングノートに記入しておきましょう。
入院や介護になったら?
突然の病気や事故での入院をすることになった時あなたはどうして欲しいですか?入院時の身元を保証してくれる人がいますか?もし、いない場合は身元保証サービスへの依頼も考えておきましょう。
生命保険や医療保険には加入していますか?現在の状況で見直しも必要かもしれません。
病気の告知は?余命は聞きたいですか?
認知症など自分の判断能力がなくなってしまったら?どうしますか?
このような事もあなたの今の希望をエンディングノートに記入しておきましょう。
老後の生活を考える
独身の場合は老後に身寄りがいなくなる可能性も考えておきましょう。
元気なうちに老後の生活支援や介護施設の制度を調べたり見学に行ってみたり、地域支援サービスも確認しましょう。
今後、今の家に住み続けるのか施設に入所するのかなどエンディングノートに記入しておきましょう。
資産を見直す
自分の老後にどのくらい資金が必要か考えた事ありますか?
平均寿命(現在、男性81歳、女性87歳)までの生活費の総合計は?支給される年金額は?貯蓄の目標額を意識していますか?etc
もし万が一の時、残された家財道具の処分方法、もしペットを飼っている人はペットの譲渡先、なども心も身体も元気なうちに考えておくこと良いでしょう。
終活を進めていくことで、老後の資金がご自分が考えている以上に必要かもしれません。今後必要になる資金の準備を計画的に貯蓄・資産形成する事にも意識を向けましょう。
まとめ
50代になると、若い頃よりも終活の必要性を感じてくるのではないでしょうか?
終活を始めることで、これからの人生をどのように過ごして行きたいのか、将来何をしたいのか、その為には老後資金がどのくらい必要なのかを、今から考えて計画すれば安心できます。
今の希望をエンディングノートに記入してみましょう。一度にすべてのページを書きあげる必要はありません。まず大事な4項目から書き始めてみましょう。
終活の相談、エンデイングノート書き方講座、生前整理セミナーなども開催しています。気になる方、ご質問のある方は、お気軽にお問い合わせください。