こんにちは「エンディングノートを1人に1冊書いて欲しいなあ」って思っている終活ライフアドバイザー久木野ナビゲートの久木野洋子です。
今年もあと50日弱になりましたね…「1年経つのが早いなあ」って毎年感じています。私の母親は来年1月で88歳。父は7年前に他界しているので母親には長生きして欲しいと思っています。しかし今年の冬は心配な事がおこりそうです。
その理由は、今年の冬、気象庁はラニーニャ現象が発生する確率は60%と発表しているからです。
ラニーニャ現象とは?熱帯太平洋の西部で海面水温が平年より高く、東部で海面水温が低くなり、その状態が1年ほど続く現象。日本だけでなく、地球上の世界中が異常気象と言うことです。もし発生した場合には、寒気が流れ込んで寒くなると予想されています。富山県は35年ぶりに大雪になったそうです。
寒い冬は母親が高齢なので室内から室外へ出た時の気温差で体調が悪くならないか?と心配になります。あなたも親と同居しているのなら、ラニーニャ現象が発生する前に親から大切なことを聞き取りしてエンデイングノートに記入しておく事をお勧めします。その内容を説明します。
生前整理(大掃除)
年の暮れの12月になると、ほとんどの家庭が大掃除をします。
現在は寒い冬の年末以外にも、気候の良い季節(11月)に済ませる、5月の連休に家族みんな仕事が休みの為大掃除をする、など各家庭によって様々です。
また生前整理として普段から片付けや断捨離をしている方も多くなっています。あなたは親の部屋の片付け等はどうしていますか?高齢の親がいるのであれば、一緒に片付けたり、使うもの、使わないものを分けて整理してあげましょう。その時に重要な書類などは1ヶ所にまとめておくようにしましょう。
ラニーニャ現象が発生し、寒い冬が来てからでは、やる気がなくなります。今年は早めに親と相談して取り組みましょう。
あなたの親は認知症の症状ある?
あなたの親は認知症の心配はありませんか?
もし、気象庁の予想通りにラニーニャ現象が発生して厳しい冬が来ても、認知症の症状があれば、寒さを感じないかも知れません。(夏は暑さを感じにくく、縁側でひなたぼっこをする方もいるようです)
風邪を引いて肺炎になってから気づいても手遅れになるかもしれません。日頃から親の行動の変化を見逃さないように気を付けましょう。
あなたの親がもし病気のなったら?認知症になったら?どうして欲しいのかなど、元気なうちに希望を聞いておきましょう。
エンデイングノートの記入
エンディングノートは、重い病気・認知症・突然の事故などで意志が伝えられなくなった時、どうして欲しいのかを事前に記入しておくことができます。
親と同居していても、親の気持ちや希望はちゃんと会話をしないとわかりません。あなたの親が元気なうちにこのエンデイングノートを手にして、聞き取りをしながら記入しておきましょう。
親がいざという時、困らないよう、また後悔しないように、コミュニケーションをとる事も大切です。
まとめ
まずは大掃除を兼ねて生前整理をしたら重要な書類関係(銀行の印鑑・通帳・保険証券・年金手帳etc)の保管場所、認知症の兆候はないか?など確認して、今の気持ちや希望を聞き取りしながら、親のエンディングノートを記入していきましょう。
何事も早めに行動をしておくと、ラニーニャ現象が発生して寒い冬が来ても慌てることはないでしょう。
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このエンディングノートの項目ごとに解説していきます。久木野ナビゲートのエンディングノートを手元に置いて聞いてくださいね。
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